So-net無料ブログ作成
検索選択
副作用 ブログトップ

プロマック錠(ポラプレジンク)による「銅欠乏症」について [副作用]

プロマック錠(ポラプレジンク)による「銅欠乏症」について

2016年11月22日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)は消化性潰瘍治療薬「プロマック錠(ポラプレジンク)」の「銅欠乏症」に関する副作用報告を受けて“使用上の注意”の改訂を指示しました。
ポラプレジンクの「使用上の注意」改訂の周知について




亜鉛の過剰摂取による銅欠乏に関する報告(脊髄障害)
平成25年度以降、プロマック錠による銅欠乏症に関連する副作用報告が9例集積されております。その中には、重篤な汎血球減少や貧血を来して輸血を要し、プロマック錠の投与中止が遅れた症例が報告されていた症例もあります。

これらの副作用報告をうけてプロマック錠(ポラプレジンク)の使用上の注意が改定されます。

・本剤は亜鉛を含有するため、亜鉛により銅の吸収が阻害され、銅欠乏症を起こすことがあることに注意すること。

・本剤は亜鉛を含有するため、亜鉛に伴う汎血球減少や貧血が報告されているので患者の症状や臨床検査値に注意すること。

・異常が認められた場合は適切な処置を行うこと

尚、副作用報告9例のうち8例は「因果関係が否定できない症例」として報告されておりますが、4例は承認効能・効果外の症例だったとされています。死亡例の報告はありません。

銅欠乏症に伴う自覚症状としては、貧血・汎血球減少・神経変性があります銅欠乏による神経変性は、進行性の痙性・運動失調・ニューロパチー・亜急性連合性脊髄変性症と同様な症状が報告されています。

プロマック錠(ポラプレジンク)を服用している患者さんの定期薬を確認してみて、鉄剤(フェロミア・フェログラデュメット・インクレミンなど)を併用していないかどうか念のため確認してみもいいかもしれません。




コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康
副作用 ブログトップ
にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
にほんブログ村