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クレメジン速崩錠500mgの特徴について [腎機能]

クレメジン速崩錠500mgの特徴について

2017年8月15日、株式会社クレハはクレメジンの新たな剤形として「クレメジン速崩錠500mg」の製造販売承認を取得したことを公表しました。
クレメジン速崩錠500mgの製造販売承認取得






大きな錠剤・カプセルの飲み方
クレメジン速崩錠500mgの製剤特性について調べてみました。

〜速崩錠〜
少量の水で速やかに崩壊する工夫がなされている錠剤のこと

最近は唾液だけで溶けるOD錠(口腔内崩壊錠)が主流となっていますが、クレメジン速崩錠500mgのような大きな錠剤を唾液だけで溶けるOD錠にすることは、口の中の水分がかなり奪われてしまうため難しい感じがします。

さらにクレメジン速崩錠500mgは1度に4錠を飲む薬ですので、唾液だけで溶けるOD錠にすることは難しいのだと思います。

ちなみに既存の医薬品の中でOD500mgとして登録されている医薬品は
「カルタンOD錠500mg」、「ホスレノールOD錠500mg」、「レボフロキサシンOD錠500mg」という3剤しかありません。
クレメジン速崩錠500mgの製造販売承認取得






大きな錠剤・カプセルの飲み方

また、速崩錠という名称についてですが、クレメジンD錠500mgという名称にしてしまうとOD錠(唾液だけで飲める)と混同してしまうとよくないので、クレメジン速崩錠500mgという名称にしたのではないかと私は感じました。

クレメジン速崩錠500mgの錠剤サイズは
直径15mm、厚さ7.4mm、重さ540mg
です。

同じ含量(500mgの錠剤)の直径を調べてみると、マグミット500mgなどの円形錠剤の直径が10mm前後であり、含量500mgの錠剤は楕円形が多い印象があります。

クレメジン速崩錠500mgは速崩錠とすることで大きな錠剤サイズをカバーしている製剤と言えます。

既存のクレメジン製剤にはクレメジン細粒2gとクレメジンカプセル200mgがありますが、処方されている患者様はどちらも「飲み難い」という訴えをする印象があります。
クレメジン速崩錠500mgの製造販売承認取得






大きな錠剤・カプセルの飲み方

クレメジンカプセル200mgは比較的大きなカプセル剤を一度に10カプセルを飲まなければならないためコンプライアンスの低下が危惧されます。

クレメジン細粒は一度に2gの粉を口の中に入れると「砂漠を食べているようだ」「入れ歯と歯茎の間に挟まる」とおっしゃった患者様がおりました。

どちらも飲みにくい製剤という印象がありましたので、今回承認されたクレメジン速崩錠500mgが患者様の服用を改善することができる製剤であることを期待したいです。

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