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年1回の骨粗しょう症治療薬「リクラスト点滴静注5mg」について [骨粗しょう症]

年1回の骨粗しょう症治療薬「リクラスト点滴静注5mg」について

2016年9月7日、医薬品第一部会において1年に1回投与の骨粗しょう症治療薬「リクラスト点滴静注5mg」が医薬品として承認されました。

リクラスト点滴静注5mgの成分は「ゾレドロン酸水和物」ですので、高カルシウム血症治療薬および骨病変で使用される「ゾメタ点滴静注4mg/100ml」と同じ成分であることがわかります。

ゾメタ点滴静注4mg/100mlを多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変で使用する場合は3~4週間隔で点滴静脈内投与するとされています。

ゾレドロン酸の薬理作用は、破骨細胞に取り込まれてアポトーシスを誘導し、機能を喪失させることで骨吸収を抑制させるものと考えられています。in vitoroのデータでは既存のビスホスホネート製剤に比して強力な骨吸収抑制作用が確認されています。

豪州および米国では骨折リスクが上昇している男性および閉経後の女性の骨粗しょう症治療薬として年1回5mgを点滴静注する医薬品として承認されています。
ゾメタ点滴静注4mgの添付文書




2007年米国FDAにより、骨粗しょう症治療薬としてリクラストが承認される
リクラスト点滴静注5mgの骨粗しょう症への治療成績としては2年間の服用によりプラセボに比して腰椎BMDが6.3%増加、3年以上の投与でプラセボに比して圧迫骨折率の低下、股関節骨折の再発低下、骨密度マーカーの改善が確認されています。

ゾメタ点滴静注4mgの副作用項目を確認してみると、特徴的な副作用として初回投与時にインフルエンザ様疾患3.6%(投与後3日以内に発現し、通常は数日以内に回復)という記載が目につきます。

それ以外の主な副作用としては、低リン酸血症、低カリウム血症、発熱、吐き気、倦怠感などです。

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