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2016年版 鼻アレルギー診療ガイドライン改訂 [アレルギー]

2016年版 鼻アレルギー診療ガイドライン改訂

2016年版 鼻アレルギー診療ガイドラインが明らかになりました。2013年版以来3年ぶりの改訂です。全体的なイメージとしては、これまで中等症・重症で推奨となっていた医薬品が、軽症から推奨されるように変更された点です。鼻噴霧用ステロイド薬やTh2サイトカイン阻害薬(アイピーディー)が軽症から推奨されるように変更されています。

○通年性アレルギー性鼻炎の治療薬

軽症:第2世代抗ヒスタミン薬・メディエーター遊離抑制薬(ケタスなど)
上記に加えて、Th2サイトカイン阻害剤(アイピーディー)、鼻噴霧用ステロイド薬(アラミスト、ネゾネックス、エリザス、フルナーゼ、など)が軽症から推奨となりました。

中等症:抗ロイコトリエン薬・抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬
上記に加えて、アイピーディー、ディレグラ、鼻噴霧用ステロイド薬が追加になりました。

アイピーディーに関しては3歳~16歳と低年齢から幅広い年齢で適応が認められており、粉薬はイチゴ味のドライシロップ製剤なので服用しやすい形態となっています。

鼻噴霧用ステロイド薬に関してはアラミストが一番使用されているイメージです。2歳以上で使用可能であり、1日1回使用で効果が持続するため利便性がよいことが背景にあると思います。
アラミスト点鼻液の使い勝手




2016年版鼻アレルギー診療ガイドライン

○花粉症の治療

初期療法:抗ロイコトリエン薬(オノン・シングレア)、抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬、Th2サイトカイン阻害剤
上記に加えて、鼻噴霧用ステロイド薬が追加となりました。

花粉症治療は花粉が飛散する前から治療を行うことが以前から推奨されていましたが、今回の改訂では初期療法から鼻噴霧用ステロイド薬を使用することが花粉飛散ピーク時の花粉症症状を軽減できるものとして第一選択薬に含まれています。

通年性アレルギー性鼻炎・花粉症の両疾患に関して、いづれも重症化する前に早い段階で鼻噴霧用ステロイド薬を使用して治療することがガイドラインとなりました。調剤薬局としては鼻噴霧剤の使用量増加が見込まれるかもしれません。


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