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国内未承認の抗がん剤リスト [抗がん剤]

国内未承認の抗がん剤リスト

国立がん研究センターにより、米国または欧州で承認され、日本未承認である「がん領域の医薬品」が50剤あると公開されました。
国内未承認の抗がん剤リスト(国立がん研究センター)




国内未承認薬データベース(米国・欧州)
未承認抗がん剤50剤の内訳
・血液領域:25剤
・泌尿器:6剤
・皮膚:5剤
・乳腺:3剤
・肺:2剤
・骨軟部:2剤
・悪性腹水:1剤
・甲状腺:1剤
・神経芽腫:1剤
・大腸:1剤
・頭頸部:1剤
・卵巣:1剤
・膵:1剤

また、同ホームページには未承認薬を用いた場合の患者さんが自ら支払う医療費(モデルケース)が公開されています。

卵巣がんへの分子的治療薬である「オラパリブ(内服薬)」を1か月使用した場合
・自費診療:1,197,560円
・混合診療:1,153,068円
・保険診療による高額療養費制度適用:89405円

PD-1受容体阻害薬である「ペンブロリズマブ(注射薬)」を1か月かん使用した場合
・自費診療:1,523,500円
・混合診療:1,433,213円
・保険診療による高額療養費制度適用:94,185円

上記2製剤でのモデルケースではいずれも月間医療費が100万円を超えていることが分かります。

より高額な品目としては月間医療費600万円を超える抗がん剤(急性リンパ性白血病製剤)についても記されており、これらの抗ガン剤を保険診療として国内承認することは、保険医療の限界を意味するのかもしれません。

2016年9月13日に行われた未来投資・規制改革推進会議における「社会保険改革」の中で、混合診療の拡大については“検討継続“としなら「患者申し出療養」を創設して部分的な拡大を示唆しています。
未来投資・規制改革推進会議における混合診療の位置づけ「患者申し出療養」2016年9月13日
海外で使用されている高額な薬剤への対策として、混合診療がどこまで議論されるか、または保険診療がどのように見直されるか今後の動向が気になります。

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