So-net無料ブログ作成
抗コレステロール薬 ブログトップ
前の1件 | -

白色脂肪を褐色様脂肪へ変換することで脂肪エネルギーを燃焼させる貼り薬 [抗コレステロール薬]

白色脂肪を褐色様脂肪へ変換することで脂肪エネルギーを燃焼させる貼り薬

白色脂肪を褐色様脂肪へ変換することで脂肪エネルギーの燃料率をUPさせる貼り薬について2017年9月15日のACS Nanoにて論文が公開されました。
肥満治療のための褐色脂肪組織を局所誘導する貼り薬






白色脂肪と褐色脂肪
報告はマウスを用いた初回の報告であり、再現性や投与量による力価、人への実現性には継続的に報告をフォローする必要があると思います。

報告によると、直径250nmの微細な針(人の髪の毛の400分の1の細さ)にナノ粒子が込められており、その針が数十本設置された貼り薬を皮膚に貼る(と言うか刺して)貼付する形状の貼り薬です。これをマウスの腹部に3日ごと、4週間貼付したところ、貼付部位の脂肪が20%減少したと言うことです。

筆者らは白色脂肪から褐色脂肪細胞(褐色様脂肪細胞)への変換を誘導することで効果を示すとしています。
肥満治療のための褐色脂肪組織を局所誘導する貼り薬






白色脂肪と褐色脂肪

ただ、白色脂肪細胞からダイレクトに褐色脂肪細胞へ変換すると言う報告を私は見たことがないため、実際にはどうでしょう。わかりませんが、白色脂肪細胞からベージュ細胞またはブライト細胞への変換が誘導されたのかもしれません(白色脂肪細胞から形質転換を経てブライト細胞・ベージュ細胞が形成されると言う報告は目にしたことがあります。)

この研究が臨床まで到達するかどうかはわかりませんが、今後の報告に期待したいです。

白色脂肪細胞:全身に広く分布して過剰な脂質や糖を取り込みエネルギーとしてストックする。イクラの様に膨らみ肥大化する。成人になると増える。寿命が10年近くあり長生きする細胞。

褐色脂肪細胞:脂肪を燃焼させる細胞。色は褐色で、成人では胸部や肩部などで褐色脂肪細胞の存在が確認されています。褐色脂肪細胞の発熱能力は骨格筋の70〜100倍と考えられておりますが、加齢により減少する特徴があり40歳以降に顕著に減少する特徴があります。そのため、出生時の体温維持・生命維持に重要な役割を果たし、成長するに従い減っていくイメージです。
肥満治療のための褐色脂肪組織を局所誘導する貼り薬






白色脂肪と褐色脂肪

ベージュ細胞(ブライト細胞):寒冷刺激やノルアドレナリン刺激により褐色細胞と同様に熱産生を行います。ベージュ細胞は2012年ごろに白色脂肪組織において発見され、エネルギー消費を促す脂肪組織として注目されています。

コメント(0) 
共通テーマ:健康
前の1件 | - 抗コレステロール薬 ブログトップ