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PTP錠剤を監査する手順(調剤過誤対策) [調剤方法]

PTP錠剤の監査をする手順を1つ増やしてみる(調剤過誤対策)

調剤過誤防止に関する対策は、会社・薬局・個人単位でさまざまになされているかと思うのですが、ジェネリック医薬品の採用品目数が増えるたびに、そのリスクが増えているように感じます。
調剤過誤マニュアル




東和薬品のジェネリック医薬品採用率
ひと昔前であれば
“「ザンタック」と「ザイロリック」のように名前が似ている薬は監査注意!“
ということが言われていた時代もありましたが、ジェネリック医薬品の導入がすすんでいる現在では「アムロジピン」の先発・後発・OD錠・規格を含めると十数種類を在庫している調剤薬局もあります。

私は、PTPで調剤された錠剤を処方箋監査する前に“薬情(患者様へお渡しする薬の説明書)で確認”することにしています。私が勤務している薬局の薬情には錠剤の写真と一緒に“刻印”が印刷されるようになっております。そのため確認方法としては

① PTP錠剤の“刻印”をみる
② 薬情に印刷されている“刻印”を確認する
③ 写真とPTP錠剤の実物を見くらべる

上記の作業でとり間違えがないことを確認してから、処方箋監査に入ります。

PTPシートへ刻印を記載する場所にルールがないため、メーカーによっては裏面に記載している場合もあります。東和薬品の薬はPTPシートの“耳(一番上の部分)“に刻印番号が記されているため確認しやすい気がします。(特に東和薬品を推奨する意味ではございません)。メーカーによってはPTPシートへ刻印を記載していない場合があり、その際は錠剤本体の刻印を確認します。

PTPシートの刻印箇所というのは、ジェネリック医薬品を採用する際のポイントとはならないかとは思いますが、確認してもいいのかなあと思いました。

この作業(刻印確認)を増やすと、規格間違い・ジェネリックメーカー間違いを防ぐことができますが、錠数間違いは防ぐことができませんので処方箋監査の際は錠数間違いに重点をおいて監査します。

薬剤師会による調剤過誤報告内容には、投薬時に薬情と錠剤を照らし合わせながら患者さんと一緒に確認することで8割の調剤過誤が発覚しているという記載がありますので、最終的には投薬時の確認が重要かとは思うのですが、それまでの手順を一つ増やすことで、何かの対策になればと思います。

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