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3.「発注周期」調剤薬局における在庫管理、発注業務について [調剤薬局における発注・在庫・棚卸を考える]

調剤薬局における在庫管理、発注業務について

Ⅲ:3日に1度発注型(3日周期)
水曜日と土曜日が半日勤務である薬局ならではの方法です。月曜日・火曜日・水曜日(半日)という3日と、木曜日・金曜日・土曜日(半日)という3日は業務時間が同じであることこに着目し、水曜日と土曜日に3日分の使用量を発注します。3日ごとの使用平均を算出し、平均値を発注します。平均値発注は使用量の少ない薬については欠品しないように注意しなければなりません。使用量の少ない薬については購入前に実在庫を確認して買う又は買わないについて判断する方法、購入してから月末に未開封品を返品する方法などで過剰在庫にならないよう対処します。在庫管理に使用できる時間帯はそれぞれなので店舗に見合った方法を模索します

Ⅳ:毎日発注(1日周期)
毎日発注します。1日欠品せずに業務できる分だけの薬(最低保有数=発注点)を朝一番で納品し1日業務を行います。毎日納品伝票の入力を行います。1度に納品する数量は少ないです。この方法を導入するためには全医薬品について最低保有数を把握して在庫数を指定しなければならないので導入に時間がかかります。バーコードリーダーによりバーコードを読み取ることにより1箱単位で発注することができる店舗があれば、毎日発注を簡易的に行う方法があります。全品目の最低保有数を把握後、全ての薬が最低保有数をギリギリ超えるように在庫します。あとはPTP100錠の箱が空になったらバーコードリーダーで読み取って発注します。使った分だけ購入する「箱まわし」という方法です。初期導入には時間がかかりますが、月初でも月末でも発注に悩むことがないという利点があります。

Ⅴ:半日発注(0.5日周期)
毎日発注と要領は同じです。1日2回定期発注をします。
午前中に使用した薬の箱をバーコードリーダーで読み取り午前中のうちに発注し、午後1便で納品します。これにより午前中の業務スタート時点の在庫、および午後の業務スタート時点の在庫を最低保有数(発注点数量)からスタートすることができ、欠品が生じにくくなります。医薬品使用数量が多い店舗ではバーコードリーダーでの読み取りに時間がかかるという難点があります。




発注周期(サイクル)に関しては、会社の指示により発注方法や発注回数が決まっている店舗、また卸の配送時間にバラツキがあるために在庫数を想定しにくい地域など状況はさまざまで、なかなか自分が思う理想的な発注周期を実現することは難しいのが現実です。在庫管理の目的は「欠品しないこと、過剰在庫にならないこと、不動品を減らすこと」です。自分に与えられた店舗、環境、状況を把握して数多ある選択肢の中から最善までいかなくても最良になるように検討を重ねたいと私は考えます。あとは在庫管理の必須ソフトであるエクセルを嫌いにならないことです。時間のあるときにエクセルのタブの中の「データ」をクリックし「並べ替え、区切り位置、重複の削除」の使い方を知るだけでCSVファイルの扱いが格段に増すと私は感じています。

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