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風邪で処方されたNSAIDSの説明書きを見て「この薬は飲まなくてもいいんですか」 [解熱鎮痛剤(NSAIDS)]

風邪で処方されたNSAIDSの説明書きを見て「この薬は飲まなくてもいいんですか」

鼻かぜや咳が続いているために内科を受診される患者様がおります。“軽度のかぜ症候群”と診断されて

・ブルフェンなど(NDAIDS)
・メジコンなど(咳止め)
・アレグラなど(鼻水止め)
・ムコダインなど(痰切り)

上記のような4分類の薬が処方されるケースを私は多くみかけます。
(場合によっては抗生剤が追加されることもあります)

薬の説明書き(薬剤情報提供書)をお見せしながら、それぞれの薬の効果効能を患者様にお伝えしていると

「先生からは何も言われていないんですけど、熱がないからこの薬(ブルフェン)は飲まなくてもいいですか?」
アセトアミノフェン・ブルフェンのはたらき




ウイルス性上気道炎のマネージメント

と言われることがあります。私の説明の不備が原因で、患者様に“飲まなくていいかもしれない”選択肢を提示してしまいました。

先生は、診察時に口頭で頓服指示を出すこともありますが、一般的には処方箋通り服用することをイメージしているかと思います。にもかかわらず薬局でお薬をお渡しする際に“飲まなくてもいいかもしれない可能性”を患者様がイメージするということは、治療の意に反することに思われます。

ブルフェンやロキソニンなどのNSAIDSをお渡しする際、説明書きには「熱を下げ、痛みを和らげるお薬」と記されています。

鼻かぜや咳症状で受診された患者様は熱もなければのどの痛みもありません。そのためNSAIDSは「のまなくてもいいのでは?」というイメージが浮かびます。この状況を回避して疑問を持たずにお薬をお飲みいただくための私なりの言葉を考えてみました。

NSAIDS
「このお薬は熱を下げ、痛みを和らげると同時に炎症を穏やかにする効果があります。風邪ウイルスに感染すると、体はそのウイルスと戦うわけですが、その際に防御反応として体全体に軽い炎症が生じます。私たちは体全体に軽い炎症が起こると

・だるい
・体が重たい、動きたくない
・疲れた感じがする
・横になりたい

という体からの訴えを感じます。ブルフェンやロキソニンは炎症を穏やかにする効果がありますので、風邪をひいたときのだるさ・疲労感を軽減することができます。先生は風邪によるこれらの症状を取り除くためにこのお薬を処方してくれましたので指示通りお飲みください」
アセトアミノフェン・ブルフェンのはたらき




ウイルス性上気道炎のマネージメント

本来であれば体を休めるのが理想なのですが、風邪をひいた状態でも働かなければならない・学校へ行かなければならない、日常生活を維持しなければならないという方は多くいらっしゃいます。処方医の意向を正しく患者様にお伝えするために、誤解のない言葉・情報を選択してお届けできればと感じております。


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