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薬価制度の抜本改革について(その7) 原価計算方式の在り方について [医療ニュース]

薬価制度の抜本改革について(その7) 原価計算方式の在り方について

厚生労働省の中央社会保険医療協議会 薬価専門部会にて薬価制度の抜本改革(その7)についての資料が公開されました。前回(その6)では2年に1度行われている薬価改定をどれくらいの頻度で行うか、またその薬価本調査をどのように行うかが審議されていましたが、今回(その7)では薬価算定方式の正確性・透明性について議論されています
薬価算定方式の正確性・透明性について




第130回中央社会保険医療協議会薬価専門部会
~基本方針および中医協において示された課題~

・薬価算定方式の正確性・透明性を徹底する。薬価算定の根拠の明確化・薬価算定プロセスの透明性向上について検討し、結論を得る

・新薬の適切な薬価設定の在り方について

・薬価収載・改定のプロセスの透明性の向上

~医薬品産業の実態~
・医薬品産業は医薬品を上市することについての成功確率が極めて低いという実情がある
・医薬品の開発には10年以上の時間と数百億~数千億円規模の費用が必要である
・臨床試験(PhaseⅠ:健康成人への治験)開始から承認に至る医薬品の割合は10%台で推移している。
・対売上高に対する研究費の割合は、製造業全体として平均4.1%であるのに対し、医薬品業界は12.2%となっており、他の産業に比べて突出して研究開発費が高いという実態がある。

~今後の課題~
・原価計算方式についてどう考えるか

・原価計算方式における正確性・透明性を向上させるために、可能な限り、製造経費等を明確にしたうえで薬価算定を行えるように促す仕組みを設けることについてどう考えるか

・原薬の輸入を含めた輸入医薬品については、外国平均価格調整の適用についてどうかんがえるか
薬価算定方式の正確性・透明性について




第130回中央社会保険医療協議会薬価専門部会
~現状の原価計算方式~
類似薬がない場合には、原材料費、製造経費等を積み上げる


① 原材料費
② 労務費
③ 製造経費
④ 製品製造(輸入)原価
⑤ 販売費・研究費等
⑥ 営業利益
⑦ 流通経費
合計:算定薬価




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