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低用量アスピリン(バイスピリン)で大腸がんリスクとなる大腸ポリープの再発を予防する [大腸がん]

低用量アスピリン(バイアスピリン)で大腸がんリスクとなる大腸ポリープの再発を予防する

抗血小板作用として使用される低用量アスピリン(バイアスピリン)を服用することで大腸がんの予防効果につながる可能性が見えてきました。

2014年2月に国立がん研究センターの報告によると大腸がんの危険予備軍とされる大腸ポリープを内視鏡により摘徐した患者さん311名を対象として、低用量アスピリンまたはプラセボを2年間使用して大腸ポリープの再発抑制を検討したデータがあります。

そのデータによると、プラセボ群に比してアスピリン服用群では大腸ポリープの再発リスクを40%程度減少していることがわかりました。この報告は欧米人で報告されている割合と同等以上の結果とされています。また、ポリープ発生抑制効果は非喫煙者においてさらに増強(非喫煙者では60%以上減少)することが確認されています。
アジア人患者における低用量アスピリンによる大腸がん予防効果(原文)




2014年2月・国立がん研究センターに「がんリスクとなる大腸ポリープの再発をアスピリンで約40%抑制」

2014年の300人程度の小規模データの結果をうけて、大腸がん予防効果を確かめる目的で2015年から数年かけて7000人規模の臨床試験を行うことがわかりました。全国20施設が参加しており、大腸ポリープを切除した40~69歳の7000人を対象としています。服用量は低用量アスピリン(バイアスピリン)を1日1錠、4年間服用を続けます。その後3年間、大腸ポリープを切除し、薬を飲まない3000人(プラセボ群)を対象として、がん発症やポリープ再発を抑える効果の有無を比較することになります。

また2014年の小規模臨床試験データでは、アスピリン服用による消化管出血や脳出血などの重大な副作用はみられないかったようですが、7000人規模での臨床試験でも同様に重大な副作用の発生率についてフォローする必要があるかと思います。
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