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4種類の低用量降圧剤を配合した“クアッドピル“の臨床データについて [降圧剤]

4種類の低用量降圧剤を配合した“クアッドピル“の臨床データについて

国内では3種類の降圧剤を配合した“ミカトリオ配合錠”が発売されておりますが、2017年2月の海外の報告によると4種類の低用量降圧剤を配合した“クアッドピル”について有用なデータ報告がありました。




4種類の低用量降圧配合剤の臨床報告
ポイントは4成分ともに“低用量”というところです。

イルベタン37.5mg
アムロジン1.25mg
ヒドロクロロチアジド6.25mg
アテノロール12.5mg

国内常用量の半分以下の上記4用量を配合した“クアッドピル”を4週間服用した時の高圧作用についてプラセボと比較した臨床試験となっています(平均年齢58才)。

クアッドピルを服用したことで、以下の降圧効果が確認されたと記されています。
平均外来血圧:154/90mmHg → 132/77mmHg(22/13mmHg低下)
24時間自由行動下収縮期血圧:140/87mmHg → 121/68mmHg(19mmHg低下)

さらに比較データとして上記4用量の降圧剤のうち、
1種類服用した場合の降圧効果:5/2mmHg(n=4721)
2種類服用した場合の降圧効果:7/5mmHg(n=312)

となっていますので、4剤服用による相加作用が確認できます。
4剤併用または2剤併用に伴う重篤な有害事象は認められていません。

クアッドピルの臨床データは55例の降圧患者さんを対象としており、そのうち21例をクアッドピル服用群、それ以外はプラセボ服用群として割り付けられ、4週間服用しています。その後2週間の休薬期間をおいて、クアッドピル服用群とプラセボ服用群を入れ替えて同様の治験を行ったデータとなっています。

被験者数は少ないものの、既存で言われている降圧剤の併用療法の有用性が確認できたことは意義があると思います。今後、中規模、大規模臨床データが出てくることに期待したいです。
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