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2016年1月20日 平成28年度薬価制度の見直しについて [医療ニュース]

2016年1月20日 平成28年度薬価制度の見直しについて

平成28年1月20日 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(第323回)にて平成28年度薬価制度についての具体的な改正事項が記されました。
第323回中央社会保険医療協議会議事録




平成28年度薬価制度について
平成28年度薬価制度改正事項の主だった内容にについて抜粋します。
○特例拡大再算定・市場拡大再算定
以下のいずれかの要件を満たす品目に対しては、イノベーションの評価と国民皆 保険の維持を両立する観点から、特例的に市場拡大再算定(特例再算定)の対象と し、それぞれの基準倍率に応じた算定式にする。(X : 市場規模拡大率、α:補正加 算率)
・特例拡大再算定
① 年間販売額が 1,000 億円を超え 1,500 億円以下、かつ予想販売額の 1.5 倍以上 の場合
改定後薬価 = 改定前薬価 ×{(0.9)log X / log1.5 +α}
(引き下げ率:最大で25%まで)
該当品目:プラビックス錠、アバスチン点滴静注用

② 年間販売額が 1,500 億円を超え、かつ予想販売額の 1.3 倍以上の場合
改定後薬価 = 改定前薬価 ×{(0.9)log X / log1.3 +α
(引き下げ率:最大で50%)
該当品目:ソバルディ錠、ハーボニー配合錠

・市場拡大再算定
薬価改定前の薬価×{(0.9)logX/log2 +α}
主な該当品目:ラミクタール、イーケプラ、エビリファイ、リリカ、サムスア、レミッチ、ノピコール、ホスレノール、テリボン皮下注、フォルテオ皮下注、など

○先駆け審査指定制度加算
先駆け審査指定制度加算とは、「先駆け審査指定制度の試行的実施について」(平成 27 年 4 月 1 日薬食審査発 0401 第 6 号)に基づき先駆け審査指定制度の対象品目として指定 された新規収載品に対する別表 2 に定める算式により算定される額の加算をいう。なお、 本加算の適用を受け算定された既収載品を比較薬として、類似薬効比較方式(Ⅰ)又は類 似薬効比較方式(Ⅱ)によって算定される場合には、本加算額を控除した額を比較薬の薬 価とみなす
各補正加算率の計算方法 (1)補正加算における補正加算率(α)の算式
α = A / 100
・先駆け審査指定制度加算 10≦A≦20
○類似薬がある新薬の薬価算定
新薬(既収載品と組成が同一であって、医療上の必要性から、当該既 収載品の用法及び用量を変更した新規収載品を除く。)の薬理作用類似薬(当該新薬の 主たる効能及び効果に係るものに限る。)の組成の種類が 3 以上である場合には、類似 薬効比較方式(Ⅱ)によって算定される額を当該新薬の薬価とする。

○新規後発品の薬価算定
新薬として薬価収載された既収載品中の当該新規後発品の最類似薬を比較薬として、 類似薬効比較方式(Ⅰ)によって算定される額(共同開発その他の理由により、組成及び 剤形区分が同一の最類似薬が複数となる場合には、それぞれについて類似薬効比較方式 (Ⅰ)によって算定される額を当該最類似薬の年間販売量で加重平均した額)に 100 分の 50 を乗じた額を当該新規後発品の薬価とする。ただし、内用薬については、当該新規後 発品及び同時期の薬価収載が予定される組成、剤形区分及び規格が当該新規後発品と同 一の後発品(効能及び効果が当該新規後発品と類似しているものに限る。)の銘柄数が 10 を超える場合は、100 分の 40 を乗じた額を当該新規後発品の薬価とする。

○長期収載品
イ 当該既収載品に係る新規後発品として収載されたものへの置換え率が 30%未満の 既収載品 100 分の 2
ロ 当該既収載品に係る新規後発品として収載されたものへの置換え率が 30%以上 50%未満の既収載品 100 分の 1.75
ハ 当該既収載品に係る新規後発品として収載されたものへの置換え率が 50%以上70%未満の既収載品 100 分の 1.5

特例拡大再算定と市場拡大再算定というルールができたことにより医薬品の売上高が高すぎても押さえつけられる時代となりました。該当銘柄を見ると薬局在庫額の上位にあるような品目が名前を連ねているので3月の在庫をきっちり絞める必要があるかと思います。
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